職員インタビュー

interview
医師 T先生

真剣に訪問診療や
在宅医療に関わりたい人には、
非常に良い環境が整っています。

2023年7月入職医師 T先生

略歴

卒後12年間、大学病院で麻酔科と集中治療業務に従事。
その後、民間病院、開業医にて麻酔科とペインクリニックに従事。
2023年
7月より入職。現在に至る。
和光会に入職を決めたきっかけはどんなところですか?

転職を検討するにあたり、「訪問診療を学べる医療機関」を探していました。いくつか医療機関を紹介された中に「和光会」がありました。和光会は在宅医療の各種施設、サービスが揃っている法人ですし、ここでなら私が望む訪問診療が学べると思いました。
また面接の際も丁寧に接していただき、とても好印象だったことも決め手となりました。

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訪問診療に携わって良かった点や、やりがいはどんなときに感じたか教えてください。

今までは外来専門で医療に携わってきたため、病院で患者さんが来るのを待っているという状況でしたが、訪問診療では病院に来れない人にも適切な医療を提供できることで、今までの外来診療では味わえなかった満足感があります。
今後は在宅医療、訪問診療の需要は日本でもより増えてくるため、訪問診療をしっかり学ぶことが出来る今の環境に大変感謝しています。

訪問診療を行ううえで心がけていることはありますか?

今まで経験してきた外来での診療とは違い、訪問診療は患者さんが実際に生活されているご自宅に出向きます。患者さんが住んでいる環境での診療になりますので、病院のような医療資源が整った環境ではありません。その中で患者さんにどこまで寄り添って医療にあたれるかという点は心がけておりますし、工夫が求められるところでもあります。
私自身が痛みの専門ですが、訪問診療においても痛みケアのニーズがあることを感じました。今後は専門である痛みのケアも広げていきたいと思っております。

和光会をどのようなかたちで知りましたか?

転職する際に紹介されたことを機に知りました。親族が岐阜に住んでいるのですが、岐阜ではよく和光会の車を見かけると言っており、和光会は規模の大きい医療機関であるということも聞きました。
和光会に入職する前に、他の訪問診療クリニックなどにも見学に行きましたが、その中でも和光会は一番規模感の大きさ、システムやスタッフが習熟していると感じました。

和光会で訪問診療の経験を積むうえで、他の医療機関と違う点や、他では経験ができないと思うポイントを教えて下さい。

様々な専門医師がたくさん在籍しており、多職種と一緒にお互いを支え合いながら「チーム医療」が出来ている点です。以前勤めていた大学病院に近い感覚があり、訪問診療であっても大きな病院のようなチーム医療を提供できる点も和光会ならではの強みであると感じています。

訪問診療を行ううえで、和光会グループであることの強みはどんなところだと感じていますか?

グループ内で医療機関をはじめ、訪問看護や介護など様々な施設が全部揃っているところです。
以前オンコールで急患があったときに、搬送先もグループ内の病院で対応できたことがありました。搬送先の病院を探すのも大変ですので、スムーズに対応できるところは、和光会の強みの1つだと思っています。

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訪問診療に限らず、医師としてのキャリアで、今後挑戦したい事などはありますか?

常に考え続けているテーマです。思ったことは一先ずやってみようと、日々取り組んでいます。これまでの経験もどこかで役に立つ、リンクすると考えております。

入職を考えている方にメッセージをお願いいたします。

どんな理由で転職を検討されているか、また医師として働くうえでのモチベーションは人それぞれだと思います。私が和光会に抱いたイメージは「真剣に訪問診療や在宅医療に関わりたい人には非常に良い環境が整っている」ということです。
訪問診療は「ゆったりしている」「楽な診療」といった漠然としたイメージを抱いている方もいるかも知れません。医療資源が少ない環境での診療だからこそ、様々な経験やいろんな知識が必要になりますので、大変なことも多いですが、同時に医師として成長が出来ます。
和光会には、先述した通り様々な専門医が在籍しておりますので、周りの先生に頼りながらも医師として常に向上心を持ち、プライマリ・ケア医として患者さんに寄り添える方をお待ちしております。